『過去分詞について』

なぜ過去分詞は全て規則的なのではなく不規則な物があるのか。

文理さん 2022年06月18日(土) 22:28
文理キャラクター文理担当者からの回答

文理さん,ご質問ありがとうございます!
難しい質問ですね。
過去分詞だけでなく,過去形も規則的なもの不規則なものがありますね。
現代の英語では,動詞にdやedをつけて過去形・過去分詞を作るものを規則動詞といい,
それ以外の,speak-spoke-spokenのように不規則に変化するものを不規則動詞といいますね。
今は規則動詞の方が不規則動詞より数が多いですが,英語の言語としての歴史を見ると,
昔の英語は不規則動詞の数はもっとたくさんあったそうです。
動詞の変化は「規則」「不規則」というわけ方では分けず,
(1)単語の語尾に文字を足すもの
(2)母音が変わるもの
(3)ルールがないもの
の3パターンでわけられます。
(1)は現在のd,edをつける規則動詞,(2)(3)は現在の不規則動詞に当てはまります。
(2)(3)の語の多くが長い歴史を経る中で,他の言語の影響も受けながら,より単純な(1)に代わっていき,
(1)が多数になったため,「規則動詞」と呼ばれるようになったようです。
※こちらについては,雑誌「英語教育」(大修館書店)の2019年6月号に詳しく書いてありますので,興味がありましたら図書館などで読んでみてください。

つまり,言葉としてはもともと規則的なものがあったわけではなく,変化が難しいものが単純なものに移っていった結果,規則/不規則と分けるようになったということです。

2022年06月20日(月) 10:54